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漢方外来

漢方とは

漢方とは

漢方薬は、紀元前後に成立した中国の伝統医学に基づく薬物療法で、長年の症例経験の蓄積によって発展してきました。漢方薬は、天然の植物、動物、鉱物から得られる多様な生薬を組み合わせて製造されています。
漢方薬は、望診、問診、聞診、切診の四診を用いた診断方法や、陰陽虚実、気血水論、五臓論といった理論に基づいて処方されます。体質や状態を考慮し、それに応じた処方が行われるため、単に症状に応じた処方とは異なります。

こんなお悩みはありませんか?

  • 調子が悪く、病院に行っても異常がないと言われる
  • 病院に定期的に通っているけど症状が緩和しない
  • 今の状態でも生活に支障はないけど、もっとよくする方法があれば取り入れたい

以下のようなお悩みを解決できるかもしれません

  • 風邪の症状がある
  • 咳が続いている
  • 便秘、下痢が続く
  • 頭痛やめまいがする
  • 冷え性や肩こりに悩んでいる
  • 体力が低下している
  • 花粉症やアレルギー性鼻炎がある
  • 生理前や更年期障害によるイライラがある
  • 月経不順や月経過多、月経痛など月経に関する悩みがある
  • 肌荒れ
  • うつ症状がある、緩和したい

など

該当するお悩みがある方はぜひ一度ご相談ください。

西洋医学のお薬との違い

一般的に、病院やクリニックで処方される薬は西洋薬です。西洋薬は臨床試験によって効果が確認された成分を基にしており、大半は科学的に合成された成分で構成されています。多くの人に一定の効果が期待できる点で、西洋薬は優れた選択肢であり、確定診断が可能で病態が明確な場合には特に効果的です。
しかし、疾患や不調は虚弱や冷え、のぼせ、自律神経の影響など、体質に大きく依存しているため、西洋薬では効果が得られにくい場合もあります。漢方薬は体質に応じた処方を行い、さまざまな生薬を組み合わせることで多様な症状や複雑な病態に対応することができます。
また、単に症状を緩和するだけでなく、体質を改善しながら自然治癒力を高め、副作用を最小限に抑える処方が可能です。ただし、漢方薬の効果には個人差が大きく、薬理学的にその作用が解明されていないものも存在します。そのため、西洋薬と漢方薬を適切に使い分けることが重要です。

漢方の副作用

漢方薬は長い歴史の中で数多くの処方が試みられ、その過程で、重篤な副作用を引き起こすものは排除され、安全性と効果が高いものが選ばれてきました。しかし、薬である以上、副作用が全くないわけではありません。例えば、生薬の『麻黄』を含む漢方薬は、胃もたれや食欲不振、排尿障害、不眠、動悸などの副作用を引き起こす可能性があります。また、他の生薬でも、浮腫や高血圧、間質性肺炎、アレルギー反応、肝機能障害などが稀に発生することがあります。
服用を始めて不快な症状が現れた場合は、直ちに服薬を中止し、医師に相談ください。さらに、漢方薬を使用する際には、効果が現れる前に一時的に病状が悪化したように感じる反応が起こることがあります。『めん眩』と呼び、通常は服用を続けることができる程度の反応が、症状に迷った場合も、ぜひ医師に相談してください。

効果の現れ方と服用期間

漢方薬には急性の症状に対して即効性を示すものも存在しますが、長期的に服用することで徐々に効果が現れるものが多いです。長期服用が求められる場合には、約2週間の服用を経て身体の反応を観察し、処方内容を細かく調整することが一般的です。また、体質の変化や症状の改善状況を考慮しながら処方を見直し、最終的には投薬が不要となることを目指す治療も可能です。長期的な服用が必要な際は、定期的に診察を受け、根気強く治療を続けることが重要です。
漢方薬に興味のある方は一度ご相談ください。

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tel.0745-43-6767

〒636-0932 
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医師:芳村 ちさと/芳村 大介

※土曜日午後は16:00~18:00の診療
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16:00~19:00

検査(胃・大腸カメラ)、往診

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診療時間
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