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腎臓は、尿を作るだけではなく、体全体のバランス(恒常性)を保つための様々な働きをしています。そのため腎臓に何らかの異常が出てくると、高血圧、高尿酸血症、動脈硬化などの生活習慣病、貧血、電解質異常、骨粗鬆症などの病気につながります。逆に腎臓は体全体の影響を受けやすく、心臓病、肝臓病、膠原病、血液疾患、感染症などが見つかるきっかけとして症状がでてくることもあります。
など
健康診断やかかりつけの先生から、血液検査で腎臓に問題がある可能性を指摘された患者さまからのご相談を承っております。
初回の診察では、検査およびその内容についての説明を行い、結果に基づいて詳細な問診をさせていただきます。
倦怠感やむくみなどが気になる方のご相談を承っております。
腎臓に関連する問題だけでなく、同様の症状を引き起こす他の疾患についても考慮し、血液検査、エコーなどを行います。
慢性に進行する腎臓病は慢性腎臓病(CKD)と呼ばれ、その原因は多岐にわたります。特に生活習慣病(糖尿病や高血圧など)や慢性腎炎が代表的であり、慢性腎臓病(CKD)が国民病として広く認識されています。腎臓病は自覚症状が乏しいことが多く、明確な症状が現れた際には透析が必要な状態に至っていることが少なくありません。また、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの生命を脅かす疾患にかかるリスクも高まりますが、早期に診断し適切な治療を行うことで進行を防ぎ、透析を回避することが可能です。
腎機能障害の指標として尿検査の所見も非常に大切となります。健康診断などで異常が発見された場合は、放置せずに一度受診してください。
尿中には、たんぱく質成分(アルブミンなど)が含まれています。健康な人の場合、その排出量は1日あたり100mg未満とされています。この排出量が1日で150mg以上になると、尿蛋白と診断されます。
尿蛋白は尿中にたんぱく質が漏れ出している状態であり、本人には特に自覚症状がありません。しかし、腎臓にとっては内部の異常を示すサインであり、早期に専門医による評価が必要です。腎機能が保たれている段階での尿蛋白への対応が重要であり、場合によっては腎生検が必要となることもあります。尿蛋白の影響は腎臓だけでなく、尿蛋白が存在することで心血管合併症(心筋梗塞や心不全)のリスクが増加することも証明されています。当クリニックでは、尿蛋白に対して適切な精査を行い、必要に応じて薬物治療を実施し、腎臓への負担を軽減するよう努めます。
尿中に血液が含まれている状態は尿潜血と呼ばれます。血液が混入した尿には、肉眼で明らかに血液が見える肉眼的血尿と、見た目は通常の尿と変わらないが、顕微鏡検査で赤血球が5個以上確認されることによって診断される顕微鏡的血尿(尿潜血陽性)があります。
尿潜血陽性と診断された場合でも、生理的な要因があることもあれば、何らかの病気が原因であることもあります。生理的な一過性の血尿は、激しい運動後や月経、発熱、過労などが原因となることがあります。 一方、病気が原因の場合、腎臓や泌尿器系の疾患に関連して、炎症(急性・慢性腎炎、膀胱炎、尿道炎)、尿路結石(腎臓、尿管、膀胱)、腫瘍(腎臓、尿管、膀胱)、腎臓の外傷などが原因で尿中に出血が見られることがあります。
頻尿とは、尿意を感じる頻度が高く、トイレに行く回数が増加した状態をいいます。個人差はありますが、一般的には1日に8回以上、または夜間に3回以上トイレに行くことを夜間頻尿と呼びます。夜間頻尿の場合、排尿のために何度も目を覚ます必要があり、これが日常生活に影響を及ぼすことがあります。
過活動膀胱とは、尿を蓄えるという膀胱の機能に障害が生じた状態で、膀胱が過敏になり、過剰に反応して尿を排出しようとするため、尿を蓄えて我慢することが難しくなります。若年層から高齢者まで幅広い年齢層に見られ、特に年齢が上がるにつれてその発生率が増加します。
以下のような症状がある場合は、ご相談ください
など
腹膜透析には、こんないいところがあります!
一方で、手技の習得に時間と根気が必要な場合があったり、腹膜炎などの合併症をはじめデメリットもあります。
ご質問や気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。