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発熱外来では、発熱や急なかぜ症状などの患者さまを対象に診療します。
発熱には大きく3つの原因が考えられます。
発熱の原因で最も多いのが上気道(喉)、下気道(肺)、尿路系、消化器系、皮膚などへの感染症です。どこに感染があるのかを判断することが重要です。
身体の中に細菌やウイルスが入り込むと体内の免疫細胞が活動を始め、免疫細胞の活動が活発になると炎症反応物質が産生され、体温が通常より高くなるように調整され発熱します。
がんや膠原病などの病気が原因の場合があります。がん(悪性腫瘍)は熱を発生させる物質を出していることから、腫瘍熱と呼ばれる発熱が起こります。膠原病は自分の免疫細胞が自らの身体の細胞を攻撃することで炎症を起こす病気の総称です。
熱中症や心因性発熱など感染症でもがんなどの病気もないのに、発熱することがあります。熱中症は体内に熱がこもるため高熱になります。心因性発熱はストレスを抱えると交感神経が活発になる時間が長くなり、発熱物質が多く排出されることで発熱すると言われています。
咳はのどに侵入した細菌やウイルス、ほこりなどの異物を外に出すための身体の防御反射です。風邪を引くと咳が出るのは、ウイルスなどの異物を外に出そうとするためです。
咽頭痛(のどの痛み)は細菌やウイルスがのどに付着し、炎症を起こすことで発症します。炎症を起こしているため痛みに加えて発熱する場合もあります。
鼻水は大量の分泌液を出して鼻に入ってきた異物を洗い流すものです。色は透明や黄色、緑がかったものなどがあります。透明な鼻水は異物を洗い流したもの、黄色や緑は細菌やウイルスが混ざった色と言われています。
発熱とともに発生する頭痛は、血管の収縮や炎症物質が原因で起こると考えられています。
頭痛は血管の収縮や拡張によって起こるもの、気圧の変化によって起こるものなど、様々な原因が考えられます。
体内の免疫反応が起きると、発熱や痛みを発生させる作用があるプロスタグランジンが作られます。そのため発熱とともに関節痛が起こると考えられています。
診察項目 | 発熱外来 | 一般外来 |
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問診 |
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聴診 | 胸の音を中心に聴取することが多い | 症状に応じて胸部・腹部・背部など |
視診 |
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触診 | 耳下腺や顎下腺などの唾液をつくる部分に触れ、腫れやしこりの有無を確認 |
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検査 | PCR検査、各種迅速検査、喀痰検査、SpO2、採血、レントゲン、尿検査、エコーなど | 発熱外来と同様 |
医療従事者の服装 | 感染物からの暴露の特徴に応じて
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